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対話型景観・デザイン協議手法「景観デザインレビュー」の普及・実践

「景観デザインレビュー」とは、第三者の立場である実務面に精通する専門家も含めて関係者間で設計案について対話を行う、創造的な景観協議・デザイン協議の手法です。一般的な景観協議では「定性的な助言・誘導が難しい」「実務面も考慮した議論に及びにくい」等の一面もあり、設計者・行政・専門家等が具体的に対話することで、総合的な観点から景観デザインの協議調整が可能となります。
当社は、国土交通省が支援する団体「建築等を通じた良好な景観形成・まちづくり推進協議会」の活動支援を通じて、「景観デザインレビュー」の普及啓発を行っています。近年は手法導入に関心のある自治体に対する実務的支援も進めています。



[発注者] (公社)日本建築士会連合会(2025年度より)
[受託年度] 2013年度~継続中

*スペースシンタックス・ジャパン㈱と協働
設計者と事業者、専門家による模型を囲んだ議論
景観デザインレビューのイメージ(2023年発行の事例集より)
普及啓発の一環で行ったシンポジウム
 
 
 

制度立案・研究

都市計画法をはじめとする法制度のあり方の検討・研究、自治体の条例など自治体独自の制度設計、これらに関連する業務です。
 
 

太宰府市民遺産関連業務

市内に点在する文化遺産を「太宰府市民遺産」として持続的に育成していく新たな仕組や体制等の構築を実現したプロジェクトです。このプロジェクトでは、市民・事業者・市等が参加する「景観・市民遺産会議」が市民団体から提案される市民遺産候補を認定するプロセス等を定めた計画策定や、この認定プロセス等を支える条例の制定に向けた検討支援に取り組みました。平成22年10月「太宰府の景観と市民遺産を守り育てる条例」制定後は、太宰府市民遺産の認定に係る作業や景観・市民遺産会議の運営支援にも取り組みました。令和5年2月時点では第17号の太宰府市民遺産が認定され、継続した認定活動が続けられています。

[発注者] 大宰府市 [受託年度] 2008~2010年、2012~2015年
認定プロセス等の提案
太宰府市民遺産候補の提案の様子
景観・市民遺産会議による認定の様子
 
 
 
 
 
 
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